医療脱毛は何回通えば抜ける?実験結果を元に徹底検証
医療レーザー脱毛は脱毛サロンよりも効果が高いと言われていますが、具体的に何回通えばムダ毛がなくなるのでしょうか?
一般的には5回でキレイになると言われており、クリニックでも5回のセット料金となっていることが多いですが、この5回って本当に正しいのでしょうか?
今回は、そんな疑問をお持ちの諸姉連合のために、医学的な観点から何回で抜けるのかということを解説していきたいと思います。
医療脱毛は5回でキレイになるというのは本当?
結論から申し上げると、正しく通えばほとんどの場合は5回で抜けます。
リゼクリニックでも公式HPで以下のようなグラフが後悔されています。

同時に、以下のようなことも記載されています。
開院当初は6回コースをご用意していたのですが、ほとんどすべての患者さまが5回コースでご満足いただける結果まで脱毛を完了することができているため、コースの回数を5回に設定し、お値段も下げたことで、以前よりもお手軽に「医療レーザー脱毛」を体験していただけるようになりました。
引用元:リゼクリニック 5回コースの理由
これを見て疑い深い諸姉連合は、こう思われるかもしれない――。

クリニックが契約取るために言ってるだけでしょ!?まんまと信じるなんて脱毛ミーアも落ちたな!あの頃の辛口はどこ行ったんだよ!
しかしご安心いただきたい。脱毛ミーアは皆さんが求める辛口のままだ。最近更新した恋肌の記事は熱烈な批判をしてしまい、金のために正義感も品性も投げ捨てたプロブロガーから絶賛睨みをきかされ中だ。
――茶番はともかく、脱毛ミーアとしてもリゼクリニックが言っていることをそのまま受け止めているわけではなく、確固たる根拠を元に「正しくクリニックに通えば、ほぼほぼ5回で抜ける」と言っている。
ここで重要なのは「正しく」ということ。つまり、以下のような場合は5回以上の回数が必要になってしまう可能性がある。
- 自分の肌に合わないレーザーを選んでしまった場合
- 規則正しい生活をしていない場合
- クリニックの言うことを無視して正しいスパンで通わない
- 悪徳なクリニックに通う
それぞれどういうことなのか、まずは解説していきたい。
脱毛レーザーの合う合わないがある
医療脱毛レーザーは3種類ある。
この3種類のレーザーはそれぞれ得意分野と苦手な分野があり、これを理解しないと痛い目を見ることになる。
例えば日本で一番よく使用されているアレキサンドライトレーザー。――アレキサンドライトレーザーはレーザーの波長が短く、メラニン色素に吸収されやすいレーザーだ。
この特徴から、肌の色が真っ白でメラニンなんてほとんどないという日頃からスキンケアを怠らない女性に向いているレーザーだ。
肌にシミや日焼けがあったりすると、肌のメラニンにレーザーが反応してしまいうまく毛にレーザーが当たらないためだ。
そのため、まずは自分に合うレーザーが何なのかということを知る必要がある。さもないと口コミで言われているような「5回通ったけどそんなに効果がなかった」という状況に陥りかねないのです。
ということで、医療脱毛について知識が乏しい諸姉連合は「脱毛レーザーの種類別効果」を読んで勉強してきてください。
ホルモンバランスの乱れが脱毛効果を下げる!?
次に脱毛をしている間――というより普段から規則正しい生活を心がけましょう。
夜な夜な幻想の愛に魅せられた蝶のように歌舞伎町に通ったりしてはいけない。諸姉らのホルモンバランスが乱れてしまっては毛周期が乱れて脱毛効果が落ちてしまいます。
諸姉連合がいくら男に貢ごうが知ったことではないが、「ムダ毛0」を掲げて総裁選に挑もうとせん脱毛ミーアにとっては諸姉らの毛が抜けないことは由々しき事態だ――。
ともかく、諸姉らが憎んでやまないムダ毛は毛周期というものを持っており、抜けては生えて抜けては生えてを繰り返している。
医療脱毛レーザーは、現在の技術では毛穴を検知する仕組みは持っていないため、毛が持っているメラニンをターゲットにしている。
以前「永久脱毛の仕組み」でも解説したが、医療脱毛はメラニンに吸収される性質を持ったレーザーを表皮の上から照射することで毛のさらに奥にある毛乳頭細胞を破壊し脱毛効果を得るというものだ。
毛乳頭細胞は破壊されれば二度と生成されないため理論上永久脱毛が可能となる。しかし、先程の画像を思い出してみて欲しい。
――毛から毛乳頭細胞が離れてしまっている状態と毛穴に毛が全くない状態があるではないか…!これではレーザーが毛乳頭細胞を破壊できない。
といった具合にホルモンバランスが乱れて毛周期が乱れてしまうといくつか破壊できない毛乳頭細胞が出てきてしまうため、脱毛効率が下がってしまうのだ。
クリニックの言うことを無視して正しいスパンで通わないのももちろんNGだ。クリニックは皆さんの毛が無くすために的確なアドバイスをくれる。
看護師さんやお医者さんが、「次回は3ヶ月後にしましょう」と言ったからといって、間違っても以下のようなことを思ってはいけない。

こっちは急いで脱毛したいんだけど!これ以上待たせるってどういうこと!?激おこぷんぷん丸!!
怒りっぽいとお嫁にいけませんよ?――脱毛ミーアもこんなふざけた記事ばかり作っているから未だに恋人すらいないのかもしれませんね。
最後の悪徳なクリニックというのは、あるのかどうかは知りませんが、まぁなるべく信用できる大手に通いましょうということです。
何を根拠に5回で脱毛が完了すると言っているのか
さて、正しい脱毛クリニックの利用方法についておさらいできたところで、脱毛ミーアがなぜ「5回で抜ける」と考えているのか、根拠を解説していきたい。
それはズバリ、実体験ということもあるが、体験談を記載してしまうと薬事法に引っかかってしまうので、清廉潔白な脱毛ミーアとしてそのような解説はしない。
――最も大きな根拠としては、医療レーザー脱毛に関する研究結果というところが大きい。
脱毛ミーアの熱心な読者たる諸姉は、「あぁ、出たよまた英文の引用だ…。」とうんざりされるかもしれないが、例のごとく引用をしていきたい。
だって、いくら脱毛ミーアが解説しても諸姉らが信じてくれないんですもん。ミーア泣いちゃうよ?
カリフォルニア大学の研究
まずは脱毛先進国アメリカの研究結果だ。カリフォルニアに憧れる諸姉も多いのではなかろうか。
天の邪鬼のミーアはサンフランシスコもカリフォルニアも好きではない。やはりNYがナンバーワンだ。――そんなことはどうでもいい。
Eremia教授、Li教授、Newman教授の3名が行った研究では、肌ダイプ1〜4の患者15人に対してアレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザーによるレーザー脱毛治療を12ヶ月かけて4回行った。
肌タイプ1〜4とは肌の色の違いのことをさすが、それぞれ以下の画像の通り。

私達日本人の肌は、3〜4が最も近いだろう。「え?私1か2くらいだけどなぁ…」と思われた諸姉もおられるだろうが、白人の肌の白さを侮ってはいけない。
かなり色白の日本人でもヨーロピアンの血が入っていなければスキンタイプは3に分類されるだろう。
余談はさておき、この研究結果は、以下の通りだ。
12ヶ月間に及ぶ4回の治療の結果、アレキサンドライトレーザーが毛髪を84%削減したのに対しダイオードレーザーは85%の毛髪の削減を達成した。
日焼け回避が厳密に行われたという事実は、肌タイプ4の患者においても比較的高いフルエンス(25-30 + J / cm(2))の使用を可能にした。
大部分の患者では、比較的大きなスポットサイズ(755nmのアレキサンドライトでは12mm、800nmのダイオードでは9mm)の高いフルエンス(30〜40J / cm 2)を使用する4回の治療セッションによって12ヶ月間で90%の毛髪を削減した。
引用:NCBI
本研究は、様々な肌タイプの患者に対して4回で90%近い毛の削減を実現することが分かった。
しかしこの研究には穴がある。それは、減毛量を厳密に測定するためにワキのみで実験を行ったということだ。
ワキのムダ毛は体毛の中でも比較的濃い毛だ。
レーザー脱毛でも脱毛サロンの光脱毛でも太い毛よりも細い毛のほうが脱毛は難しいとされているため、腕も脚も4回で90%の減毛を達成するとは言い難い。
――ということで他に参考になりそうなものを探してみた。
Robyn Gmyrek女医の発言
こういうときは権威という力を借りるのが一番説得力を持つ。
Gmyrekをどのように発音するのかは不明だが、ロビン女医といえばニューヨークのスーパードクターとして有名なんだそうな。
実際にニューヨークマガジンで2013年から2016年までアメリカのスーパードクターとして紹介されている。腕は確かなのであろう。
そのロビン先生は、これまた世界的な権威を持つメディアハフィントンポストの取材で以下のように述べている。
This means is that you have to laser multiple times -– usually about 6 sessions ― to remove a substantial portion of the hair from an area.
引用:HUFFPOST
ふえぇ、アメリカ語分からないよぉ…。ロビン先生日本語でお願いします。

レーザー脱毛は複数回照射する必要があるんやで。だいたい…せやなぁ、6回。6回も照射すればほとんどの毛はなくなるで!!
先生、なんで関西弁なんですか。
――くだらない茶番はさておき、ロビン先生によれば6回でほとんどの毛がなくなるそうだ。
諸姉らは「ほとんどって…曖昧な表現をしやがって…!」と思われるかもしれないが、個人差もあるし、先程のホルモンバランスの乱れなどもあるので、薬事法的な関係で断言はできないのでしょう。
ちなみに今回、substantialという単語をほとんどと翻訳したわけだが、英語に詳しいミーアちゃんによると、「十分な」という意味を持つenoughよりも上な表現なんですって――。
はい、決着。6回ですって。――と言いたいところだが、脱毛ミーアとしてはやはり5回説を支持する。
日本人のほうが脱毛効果が出やすい?
レーザーがメラニン色素によって毛をターゲティングすることは先程も述べましたが覚えておられるだろうか。
この時に肌の色が暗いと肌のメラニンにレーザーが吸収されてしまうため、効果が弱くなってしまう。それと同時に効果が薄くなるパターンがもう一つある。それは、毛の持つメラニン色素が弱い場合――つまり金髪だ。欧米人は髪の毛だけでなく体毛も金髪であることが多い。
一方私達は髪から脚の毛まで真っ黒けっけだ。こういったことを考えると、やはり日本人は比較的レーザー脱毛の効果が得やすいのかなと考えられます。――ということでロビン先生がおっしゃられる回数よりも日本人の場合は少なくなるのかなと脱毛ミーアは考えております。
補償があるクリニックを選ぼう
ここまで色々解説してきましたが、最終的には体質や生活スタイルなどの個人差があるので、確実なことは何も言えないです。
諸姉らは例のごとく「また結論無しの記事かやめたらこのサイトぉ〜こんなアホらしい〜」と憤慨されるかもしれない。――しかしやってみないと分からないものは分からないのだ。
…と開き直っても仕方ないので、脱毛ミーアとしてはやはり高い脱毛効果が得られる可能性が高く、かつ補償もついているリゼクリニックを諸姉らにおすすめしたい。
リゼクリニックには、日本人の肌に最も合うと言われるダイオードレーザーを搭載したライトシェアデュエットとVIO脱毛やワキ脱毛で高い効果を発揮するヤグレーザーを搭載したジェントルヤグ、さらにバルジ脱毛対応のメディオスターNexT PROの3種類の脱毛機が導入されてるため、どんな肌質でも毛質でも高い脱毛効果が期待できる。
さらに5回目で脱毛できなかったとしても、半額以下の値段で回数追加することができるし、万が一肌トラブルが発生しても補償がついているため安心だ。
安いクリニックを選んで思ったような脱毛効果が得られずお金の無駄になるよりも、確実な脱毛効果が得られるリゼクリニックのほうがお得だと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?
リゼクリニックが近くにない場合は
リゼクリニックが通える範囲にない場合は、基本的にライトシェアデュエットが導入されているクリニックを選ぶと良いです。
ライトシェアデュエットは全世界でナンバーワンのシェアを持つ脱毛機で、その効果は各国のクリニックのお墨付きだ。
または表参道スキンクリニックのようにジェントルマックスプロが導入されているクリニックもおすすめだ。
とにかくレーザーの種類は多いに越したことはないので、以下の記事を参考にして自分にあった脱毛クリニックを選んでみてください。
その他の医療脱毛の基本情報
- 2018年10月6日バルジ脱毛は永久脱毛ではない!?よくある勘違いと注意点3選
- 2018年8月25日医療脱毛はいつから始めるのがいい?どれくらいから効果が出始めるの?
- 2018年8月16日レーザー脱毛は永久脱毛なのか?ムダ毛が生えてくる可能性について探る
- 2018年6月12日医療脱毛レーザーにはどんな種類があるの?3種類のレーザーの効果を徹底解説!