脱毛サロンに通い始めて抜けるまでにどれくらいかかる?光脱毛の効果


「脱毛サロンに通い始めたのに毛が全然抜けない…!!」そんな悩みをお持ちの脱毛サロン初心者も多いかもしれません。

あるいは、これから脱毛サロンに通おうと考えている諸姉は、「どれくらいから始めたらいいの?」と考えておられるかもしれませんね――。

今回は、脱毛サロンで提供される光脱毛、またの名を美容脱毛の施術を受けた場合に、通い始めてどれくらいから効果が出始めるのかということについて解説していきたいと思います。

脱毛はすぐに効果があるわけではない!!

よく、脱毛の口コミでは、「1週間くらいしたらポロポロ抜け始めました」などということが言われているが、基本的にこんなすぐに効果が出る人は稀だと考えたほうが良い。

脱毛方式によって異なるが、基本的に現在提供されている『脱毛』という技術は、今ある毛を抜く技術ではなく次に生えてくる毛を成長しないようにするものであるためだ。

そのため、結論から先に申し上げると脱毛の効果を実感するのは通い始めてから4ヶ月〜6ヶ月目くらいだ。それまでは根気強く通い続ける必要がある。

このことを理解するためには、まずは脱毛の仕組みについて理解する必要があるため、冗長になるが、仕組みについて解説していきたい。

光脱毛で毛が抜ける仕組み

光脱毛には3種類の脱毛方式があるため、それぞれについて解説していく必要がある。より詳しい解説については別の記事で行っているため、本項ではできるだけ簡潔に要点だけおさえて解説していきたいと思う。

IPL脱毛

IPL脱毛は、インテンスパルスライト(IPL)というスペクトル光線を肌の上から照射し、毛乳頭細胞を損傷させる効果を持った脱毛方式だ。

毛乳頭細胞とは、毛に栄養を送る役割を持った細胞であるため、これが機能しなくなると毛は成長することができなくなる。

ただ、いたずらにIPLを照射すれば毛乳頭細胞がダメージを受けるわけではなく、毛と毛乳頭細胞がつながっている状態でないと効果がない。

――どういうことかというと、毛周期と呼ばれる毛の成長サイクルによって毛穴から毛髪がなくなったり、毛乳頭細胞と毛髪が分離することがある。(下図参照)

IPLは、メラニン色素に吸収される光であり、この特性を利用して脱毛をしていくことになる。
毛乳頭細胞がどこにあるのかを検知するために、毛の持つメラニン色素を頼りにしているということだ。

そのため、1回の照射で、先程の図の成長初期〜成長期の毛に対してのみ効果を発揮する。

成長初期に毛乳頭細胞が機能しなくなれば、すぐに効果を実感できるのだが、如何せん成長初期の毛はメラニン色素が他の毛に比べて少ないため、そこまで大きな効果はない。

――となると、1度の照射で得られる効果はほとんどが既に成長しきった毛に持っていかれるわけだ。

ここまで解説すれば聡明な諸姉ならお気づきだろう。IPL脱毛は、成長期の毛の毛乳頭細胞を損傷させ、その効果があるのは毛周期が1周回ってきたタイミングだ。

毛のサイクルは部位によって異なるが、ほとんどの部位では2ヶ月〜4ヶ月で生え変わるため、退行期(2ヶ月)+休止期(2ヶ月)+成長初期(2ヶ月)で6ヶ月程度した頃に「あれ?毛が少なくなってる?」ということを実感するのだ。

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SSC脱毛

SSC脱毛は、スムーススキンコントロールの略称だ。

イタリアのDEKA社がエステ脱毛の需要が高い日本向けに開発した脱毛方式で、肌に優しく脱毛することができるとして一時期人気を博した。

現在でも脱毛サロン最大手のミュゼプラチナムやエステティックTBC、脱毛ラボでこの方式が採用されている。

この脱毛は、「脱毛ではなく、抑毛だ。」と揶揄されることが多い。――というのも、フィニリーブという植物由来の成分を毛穴に浸透させることで、毛の成長を抑えるというものであるためだ。

この脱毛方式を理解するためには、以下の動画がわかりやすい。

一応、テキストにも起こしておくと、以下の通りだ。

SSC脱毛の仕組み

  1. 肌にジェルを塗る
  2. ジェルに含まれているジェルビーンズが、毛穴の中に入り込む
  3. クリプトンライトという肌の負担が弱い光を使い、ジェルビーンズを溶かす
  4. ジェルビーンズが溶けると中に含まれているフィニリーブが毛穴に浸透する
  5. フィニリーブの中の大豆成分が毛の成長を抑える

この施術を何度か繰り返すことによって、毛が成長しにくい状態をつくっていくことができる。――が、所詮は一時的に毛の成長を抑える程度の効果に過ぎない。だって、毛乳頭細胞は残っているんですもん。

――もちろん、一度フィニリーブが浸透すると毛が全く成長しないということはなく、何度も施術を繰り返す必要があり、こちらも6回目の施術が完了したくらいから効果が現れ始めるだろう。

一般的にSSC脱毛を採用しているサロンでは1ヶ月に1回のペースで通うことになるため、SSC脱毛もIPL脱毛と同じく6ヶ月程度で効果を実感し始めると考えられる。

SHR脱毛

SHR脱毛は、最近になって開発された最新の脱毛方式で、現在日本の脱毛業界で最も注目を集めている方式だ。

スーパーヘアーリムーバル(Super Hair Removal)の略称で、Hair Removalは脱毛を意味することから、日本語に翻訳すると「スゴイ脱毛」となる。――なんだか馬鹿っぽい。

SHR脱毛は、バルジ領域と呼ばれる毛の幹細胞を生成する役割を持った部位を損傷させる脱毛方式だ。
IPL脱毛とSSC脱毛が「毛の成長を止める」というアプローチだったのに対してSHR脱毛は毛の元から断つアプローチとなる。

先程の毛周期の図と類似するが、毛は以下のように生成され、成長していく。

水色の部分がバルジ領域で、ツブツブが幹細胞だ。幹細胞といえばSTAP細胞を思い出すが、本項は捏造記事ではないのでご安心いただきたい。「バルジ領域はありまぁぁす!!

――怒られそうなジョークはともかく、このバルジ領域を20度〜80度の熱を使って損傷させることで脱毛効果を得ることができる。
損傷したバルジ領域からは一時的に幹細胞が生成されなくなるため、毛乳頭細胞があっても成長するものがないのだから、これにて脱毛完了となる。

しかし、効果が現れるのは他の脱毛方式に比べて遅いと考えられる。なぜなら、毛乳頭細胞が残っているため既に生成されてしまった幹細胞は成長を続けることになるからだ。

幹細胞が生成されるタイミングは、およそ成長期〜退行期であると言われているため、成長期にバルジ領域が破壊されても、さらに一周回って毛が生えてくると考えられる。

――そのため、SHR脱毛を受ける場合は効果を実感するまでに8ヶ月程度の期間を要すると考えておいたほうが良い。

もちろん、バルジ領域を損傷させる過程で毛乳頭細胞に何らかの作用を引き起こすことも考えられるが、それは稀なことだ。

毛が抜けるまでには6ヶ月はかかる

――とはいえ、脱毛施術後すぐに熱によってダメージを受けた毛がちぢれて抜け落ちることがある。だが、この効果は副次的なもので、本震が来る前の予震みたいなものだと考えたほうが良い。

他のサイトでも言われている通り、脱毛には個人差があるため、もちろんすぐに効果があることも考えられるが、本格的に効果が出始めるまでには半年という期間がかかることを理解しておきましょう。

逆に脱毛サロンの言う通りに通っているのに半年経ってもほとんど効果がないという場合は「この脱毛方式は本当に自分に合っているのか?」ということを考えたほうが良いかもしれない。

完璧に毛がなくなるまでには18回

脱毛サロンに通う回数にいては、以前にも、「脱毛サロンは何回通えば抜ける?」でも解説したが、18回という回数が必要になる。

半年後に効果があるとしても施術時に成長期であった一部の毛に対してのみであるため、何度も繰り返し通う必要があるためだ。

――つまり、IPLなら4回目、SSCなら6回目、SHRなら8回目くらいから効果が出始める計算にはなるが、その時点で脱毛サロンに通うのをやめてしまってはまた元通りになる。

そして、もちろん脱毛サロンでは永久脱毛ができないため、しばらく通わない期間が続くとムダ毛が復活してくるということも理解しておかなければならないだろう。

先程から細胞に関する記述を行うときには、「細胞を破壊する」という表現をせずに「細胞を損傷させる」という表現を行ってきたのはこのためだ。

永久脱毛を行うためには細胞の破壊が必要になるが、医師以外の者が業として細胞破壊を行うと、医師法17条に違反することになる。

脱毛サロンのスタッフは医師ではないことは、わざわざ言及するまでもないだろう。

NAVERまとめや一部の知識が乏しいサイト運営者のサイトでは、脱毛サロンで永久脱毛ができるなどとの表現を行っているが、誤りであるため、注意してほしい。

また、生半可な知識を身につけたサイト運営者も医療脱毛も永久脱毛ではないなどと解説しているが、これも半分誤りだ。詳しくは、以下の記事を参考にして欲しい。

脱毛効果を下げるNG行動

ただし、どのような脱毛方式であっても、「これをやってしまうと抜けないよ〜」というNG行動がある。

既に脱毛サロンに通っていて毛が抜けないとお悩みの諸姉は、以下のような行動をしていないか改めて見直して欲しいし、これから通おうと考えている方は以下のような行動に気をつけて欲しい。

毛を自分で抜く

脱毛サロンに通う場合でも医療脱毛に通う場合でも施術期間中に自分で毛を抜くのはNGだ。

先にも解説した通り脱毛はメラニン色素を頼りにして毛穴の位置を検知しているため、毛穴に毛がない状態では効果を得ることができない。

そのため、施術期間中は面倒だがシェービングによって毛を処理する必要がある。

通う間隔が短すぎるor長過ぎる

いかに脱毛サロンのスタッフが信用できないからといって、言うことを聞かずに半年に1回しか通わなかったり、逆に1週間に1回のペースで通ったりしていては十分な脱毛効果を得ることができない。

逆に脱毛サロンのスタッフが「次回は3ヶ月後」と言えば素直に3ヶ月後に通うようにしましょう。毛周期には個人差があるため、2ヶ月置きに通って100%の効果がでる人もいればそうでない人もいるためだ。

脱毛サロンのスタッフは皆さんのムダ毛を退治するために最適な脱毛プランを常に設計してくれているのだから、大人しくプロの言うことは聞きましょう。

当サイトの熱心な読者たる諸姉は、「脱毛ミーアも日頃から脱毛サロンのスタッフは技術が乏しいと言っているじゃないか」と思われるかもしれないが、それはそれ、これはこれ。(笑)

日焼けをする

脱毛と日焼けの相性は非常に悪い。

繰り返しになるが脱毛はメラニン色素を頼りに行うことになる。

日頃からスキンケアに余念がない諸姉連合ならご存知だろうが、紫外線によって肌がダメージを受けると、メラノサイトが働き肌にメラニンを生成することになる。

引用:The State University of New Jersey

つまり日焼けをしてしまうと、肌のメラニンが増えてしまい、うまく毛を検知できなくなってしまうのだ。

どのような脱毛方式でも、メラニンに吸収される光を使用していることに変わりはないため、毛以外のメラニンが増えると良いことなんてない。

以下の画像のように、肌の持つメラニンに吸収され、脱毛効果が低くなるだけでなく、痛みが増し火傷のリスクも増えてしまう。

ということで日焼けは絶対にNG。ここテストに出るから注意してください。

最初から医療脱毛にしておくのが吉

諸姉連合は、なぜか脱毛サロンに強いこだわりを持っておられる方が多いようですが、最初から医療脱毛にしておくことをおすすめします。

脱毛ミーア編集部にお問い合わせをいただくもので、「脱毛サロンから医療脱毛に乗り換えたい」という話はよく聞くのだが、「医療脱毛から脱毛サロンに乗り換えたい」という話は聞いたことがないからだ。

それもそのはず、脱毛サロンでは永久脱毛もできなければ、18回も通う必要があって面倒ですし、挙句の果てには脱毛料金もそこまで差がないのですから、わざわざ脱毛サロンに通う意義なんてないんです。

ところが強情な諸姉連合は、脱毛ミーアが何度「医療脱毛も安いんですよ」とおすすめしても、「いや、脱毛サロンのほうが安いし痛みが少ないから」とおっしゃられるのだ。

人には言えない何かの事情を抱えておられる諸姉も多いかと存じますので、脱毛ミーアとしてもこれ以上の余計な詮索はいたしませんが、いつも「だから、最初から医療脱毛にしておけば良いものを…」と思わされます。

あまり口うるさく言っても諸姉らを失望させるだけかと思いますので、最後におすすめの医療脱毛の記事へのリンクを設置して、本頁を締めたいと思います。

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