色素幹細胞とは

色素幹細胞はバルジ領域で生成される毛の色を決定する幹細胞。色素幹細胞の遺伝子データに「ユーメラニン(黒色)」が多ければ黒い毛が生成され、「フィオメラニン(赤色)」が多ければ、金髪を生成する。一般的にアジア人はユーメラニンの比率が高いため体毛の色は黒く、ヨーロッパ人はフィオメラニンの比率が高いため金髪や茶髪が生成される。

メラニンの種類
引用:Feeling complected?

幹細胞は基本的に自己複製機能を持つため、健康体でいれば黒い毛髪が生成されるのだが、色素幹細胞がうまく機能しなくなると、毛の色が白くなる。これは、色素幹細胞の維持に影響を与える毛包幹細胞が17型コラーゲンによって維持されていることが原因だと考えられている。17型コラーゲンは健康体なら体内で自動生成できるが、加齢やストレスのような原因でうまく生成されなくなるようだ。

17型コラーゲンが生成されなくなると、毛の形を決定する毛包幹細胞が自己複製されなくなり、中年男性に多く見られる脱毛症のような症状が現れる。また、色素幹細胞は毛包幹細胞によって維持されているため、白髪の原因にもなると考えられる。このことから、「若白髪はハゲにくい」というのは都市伝説ではないかと推察することができる。(※あくまでマウスを使った研究結果なので、人体でも同じことが言えるかは不明)

脱毛においては、レーザーはユーメラニンに吸収されることで熱エネルギーを発生させるため、ユーメラニンを多く含む毛を持つアジア人はヨーロッパ人に比べて効率よく脱毛できると考えられる。しかし、ユーメラニンは毛だけでなく肌にも含まれるため、これが邪魔をしてレーザーの照射パワーを落とさざるを得なくなってしまうため、圧倒的にアジア人は脱毛の回数が少なくて済むわけではない。

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