IPL(インテンスパルスライト)とは

IPLとは、クセノンランプをミリセカンド(1000分の1秒)単位で発光させた光で、スペクトルの値によって様々な波長・エネルギー・パルス幅の光を照射することができる。脱毛で使用するIPLは400nm~1200nmの広範囲の波長を持ち、このうち800nm~1000nm程度のスペクトルはユーメラニンに吸収されることで熱エネルギーを発生させるため、この熱を用いて毛細胞に損傷を与えることができる。

IPLの波長

このIPLを用いた脱毛のことを、IPL脱毛といい、銀座カラーやキレイモ、シースリー、恋肌など多くのサロンがIPL脱毛を採用している。また、IPLより照射パワーを落としてクセノンランプとジェルの相乗効果によって毛の成長を抑える脱毛方法のことをとりわけSSC脱毛と呼ぶ。

日本ではエステ脱毛の需要が高く、このIPLによって脱毛をする女性も多いが、実際問題永久脱毛を実現するためには毛乳頭細胞という毛穴の一番奥深くにある細胞を破壊する必要があり、IPLでこれを実現することはほぼ不可能。無理に照射すれば肌が持つメラニン色素に過剰な光が吸収されてしまい、発生する熱エネルギーの大きさから火傷を負ってしまう可能性がある。

IPL脱毛による火傷
画像はアメリカ人が投稿した脱毛による火傷。かなり痛々しい。

そもそもエステサロンでは細胞破壊が医師法17条で禁止されているため、使用する脱毛機も毛乳頭細胞を破壊せずにダメージを与える程度の照射レベルに設計されたマシンしか導入されていない。IPL脱毛には僅かな美肌効果があるといった数少ないメリットがあるものの、デメリットも多いためおすすめできるものではない。

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