永久脱毛とは

永久脱毛とは、毛乳頭細胞を破壊することで意図的に半永久的にムダ毛が生えてこない状態にすること。永久脱毛の定義は米国食品医薬品局(FDA)のものがよく使用されるが、実はFDAが定義する永久脱毛にはPermanent hair removal(永久的な毛の除去)とPermanent hair reduction(永久的な毛の削減)の2種類があり、前者はニードル脱毛によって、後者はレーザー脱毛によって可能だとしている。

FDAがニードル脱毛とレーザー脱毛を分けて定義する理由は、レーザー脱毛が必ずしも施術範囲内のムダ毛を全て削減できるものではないからであるが、これは毛周期という毛の成長サイクルが関係している。レーザー脱毛は使用するレーザーの性質上、成長段階にある毛の毛乳頭細胞しか破壊できず、体毛の10%程度は長期休止状態にあるため、複数回レーザー照射が必要になる。アメリカの医師ドクターロビンによれば「レーザーを6回照射すればほとんどの毛は永久脱毛できる」とのこと。注意しておきたいのは、ここで言う「ほとんど」はあくまで90%程度のこと。100%のムダ毛をなくすためには、6年〜7年の期間が必要になる。

一方ニードル脱毛は、施術範囲内の毛を全て永久脱毛することができる。なぜならニードル脱毛は毛穴一つひとつに針を差し込んで電流を流すという方法をとっているため、施術範囲内とは毛穴一つであるから。しかし実際問題500万近くあるといわれる人間の毛穴1つ1つに針を差し込んで脱毛するのは現実的な方法ではない。ーーこのため、日本ではpermanent hair removalとpermanent hair reductionを一括りにして「永久脱毛」と呼称している。

稀に永久脱毛とは66%の毛が6ヶ月後に削減されていることなどと解説しているサイトを見かけるが、この定義はアメリカ電気脱毛協会(AEA)が打ち立てた商売要素が強い定義を曲解したもので、脱毛サロンに誘導させるためにこのような古い定義を使用している。ーーというのも、古い定義ではエステ脱毛も永久脱毛ということになってしまうためだ。しかし、日本ではエステが「永久脱毛」と宣伝してはならないことになっており、国民生活センターも「エステの脱毛は永久ではない。」と注意喚起している。

エステ脱毛の効果は永久ではない。医療脱毛は100%は削減できないが効果は永久。ニードル脱毛は100%除去できて効果も永久。ーーと理解しておこう。

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