ストラッシュって本当に効果ある?悪い口コミの真偽を徹底検証

安いけど効果がない――。ストラッシュの口コミは、他の脱毛サロンに比べて効果に関する評判が悪いようです。
確かに色々なサイトの良い口コミを見ていると、比較的契約してから日が浅いユーザーからは大変な好評なようですが、契約してしばらく経ったユーザーからの評判が悪いように思います。

つまり、通い始めてからストラッシュの穴に気づいてしまったということですね。しかし脱毛ミーアの熱心な読者たる諸姉はこう思われたのではないでしょうか?

ん?ストラッシュって脱毛ミーアが唯一おすすめしてる脱毛サロンだよね?ということはやっぱり脱毛ミーアはインチキだったのか!チョンボでフリテンだな!

――と。まぁそう慌てないでいただきたい。今回は、なぜそのような効果に関する悪い口コミが増えてしまうのかについて解説していきたいと思います。

ストラッシュは脱毛効果があるの?

文章は起承転結といいますが、脱毛ミーアはそんなこと気にしない。結論が先に出してしまおう。

結論から言ってしまうとストラッシュは他の脱毛サロンに比べて理論上高い効果があると考えられます。

それはSHR脱毛という最新の脱毛方式故なのですが、このSHR脱毛はいくつかの弱点があります。

その弱点を知っていれば普通は悪い口コミなんて出てこないはずなんです。以前にも「脱毛サロンの口コミは信じてはいけない!」というテーマで記事を書きましたが、まさにその通り。自画自賛してしまう。聡明な諸姉はこんな素人が投稿する口コミに踊らされてはいけない。

SHR脱毛とは

SHR脱毛とは、Super Hair Removalの略称です。日本語に翻訳すると、「超脱毛」なんか凄そうだ。このネーミングには何かと名詞を省略したがるJKもニンマリである。

――そんなことはどうでもいい。SHR脱毛は、バルジ領域という毛の元となる幹細胞を生成する役割を持った領域を損傷させることで毛が生えてこないようにしようというアプローチである。

そもそも、これまでの美容フラッシュ脱毛ではIPL脱毛というものが主流だった。IPL脱毛は、毛乳頭細胞という毛に栄養を与える細胞の損傷を試みる方式であったが、以下の図の通り毛乳頭は表皮から深い位置にあり、バルジ脱毛は比較的浅い位置に存在する。

バルジ領域を狙った脱毛と毛乳頭細胞を狙った脱毛は全く異なった方法でダメージを与えていくことになるのだが、本項のテーマはストラッシュの脱毛効果であるため、IPL脱毛の詳しい解説については割愛させていただく。詳しく知りたい方は「毛の構造と脱毛の仕組みを徹底解説!なぜ毛が抜けるの?」を参照してください。

さて、このSHR脱毛だが、バルジ領域を損傷させるために毛穴に熱を溜め込んでいく。どのように溜め込むのかというと、可視光線を用いて、20℃、40℃、60℃、80℃の熱を順番に肌の上から当てていく。こうすることで、熱が肌の中に蓄えられ、バルジ領域は損傷するそうな。この方式故蓄熱式脱毛とも呼ばれている。イメージは以下の通り。

怪我をしたら毛が生えてこなくなるのと同じ原理

皆さんは、幼く無垢なころ外で男の子たちと元気に遊び回っていたということはないだろうか。まぁそうでなかったにしても、膝を擦りむいたりした経験は誰にでもあるだろう。

その時に怪我をした場所から毛が生えてこないことにお気づきになられたことはあるだろうか。あれは、表皮から浅い位置にあるバルジ領域の一部が損傷したことによって毛が生成されなくなっていると考えられます。

脱毛サロンで行うSHR脱毛は、この幼き日の勲章と同じ原理です。バルジ領域の機能が停止すれば、毛の元となる幹細胞が生成されなくなるため、しばらくの間毛が生えてこなくなるのだ。

じゃあなぜ効果がないという口コミが多いの?

ここまで読んでいただいた諸姉はこう思う。「ふむふむ…なんとなく毛が抜ける仕組みは分かったけど、でも実際効果ないって口コミが出ているのは事実やん?」

――その通りである。しかし冒頭でも述べた通り口コミは信じてはいけないのだ。

バルジ脱毛は今生えているムダ毛を破壊するという性質を持っていないため、他の脱毛サロンに比べて効果が出るのが遅いのだ。つまり効果がないわけではない。

そもそもだが、諸姉は毛周期という言葉をご存知だろうか。私達人間の体毛はおよそ500万本あると言われており、そのうち毛の表面に出てきているのは130万本程度だと言われている。

残りの毛は何をしているのかというと、現在肌の表面に出ている130万本の毛が抜けるのを待って成長しているのだ。

ここで先程のバルジ領域の仕組みを思い出していただきたい。バルジ脱毛は、毛に栄養を与えて成長を促す毛乳頭細胞ではなく毛の元となる幹細胞を生成するバルジ領域をターゲットとした脱毛方式である。

そのため、ストラッシュの脱毛効果を実感できるのは130万本の毛が抜けて、さらにその後に備えている成長段階の毛が抜けて、さらに次の毛が生えてくるタイミングからなのである。

この毛周期は部位にもよるが、だいたい2ヶ月〜6ヶ月程度で入れ替わりをすることになる。そのため、2週間に1回の最短スピードで通ったとしても効果が現れ始めるのは5ヶ月目くらいからだ。

少し解説が難しかっただろうか。別のものに例えると、SHR脱毛はある一族を根絶やしにするために、一族の男性を去勢するイメージだ。男性を去勢しただけでは、今生きている一族の寿命がきても、既にお母さんのお腹の中にいる子供にはなんら影響がない。一方IPL脱毛や医療脱毛のような場合は女性を去勢するイメージだ。女性がいなくなれば、次の第3世代はいなくなる。

――サイコパスなたとえであるが、それはまぁいい。

とにかく、SHR脱毛は効果を実感できるようになるまで非常に時間がかかることになるのです。

「抜けない」の口コミに隠された真実

ここまで言ってしまえば聡明な諸姉は既におわかりであろう。「抜けない」という口コミの裏には、「まだ6回くらいしか通ってないけど、他の脱毛サロンなら6回で効果があったけど、ストラッシュは6回で抜けない」という意味合いが隠されているのだ。あくまで憶測の域を出ないが――。

でも安心してほしい。どこの脱毛サロンでも18回という回数が必要になるが、効果に即効性があるかないかが異なるだけであって、ストラッシュの脱毛でも根気強く通っていれば必ず効果は現れてくる。…はずだ。

STLASSHの公式サイト

所詮は脱毛サロンであることを理解しよう

――と小難しい解説をしてきたが、要は5ヶ月、つまり10回程度通ってようやく効果が現れ始めることになる。

せっかちな諸姉は「そんな遅かったら話にならないから…責任者出してくれたまえ」と宣うかもしれないが、所詮は脱毛サロンである。脱毛サロンのフラッシュ脱毛はその程度のものなのだ。

そもそも18回の脱毛を行ったとしてもこれは永久脱毛ではない。永久脱毛とは、日本スキンエステティック協会によれば以下の通りに定義されている。

永久脱毛とは、生涯に渡ってムダ毛の処理をしなくて済む状態のこと
日本スキンエステティック協会

である。それと同時にフラッシュ脱毛ではこの永久脱毛は実現しないことも公式サイトで言及されている。

また、同時にFDA(アメリカ食品医薬品局)でもフラッシュ脱毛によって恒久的な減毛はできないことも注意喚起されている。

英文が読める方は、FDAの公式HPをチェックしてみてください。読めない方は脱毛ミーアがNCBIに掲載されている研究結果等を元に永久脱毛について解説している「永久脱毛ってどういう仕組み?」を参考にしていただきたい。

脱毛サロンの美容フラッシュ脱毛が、いかに時間の無駄なのかということを理解いただけるはずです。

やはり医療脱毛のほうが効果が高い

脱毛サロンでは90%の減毛を達成するために18回という回数が必要になるのに対して医療レーザー脱毛ならば4回のセッションで90%程度のムダ毛を減毛することができる。
この4回という回数は、根拠なく言っているわけではなく、以下のような研究結果を根拠に言っている。

Evaluations were done at 3, 6, 9, and 12 months after the last treatment. Twelve-month results with the alexandrite and diode lasers achieved 85% versus 84% hair reduction. The fact that tan avoidance was strictly followed permitted the use of relatively high fluences (25-30+ J/cm(2)) even in type IV patients. For most patients, four treatment sessions using high fluences (30-40 J/cm(2)) with relatively large spot sizes (12 mm round for the 755 nm alexandrite and 9 mm for the 800 nm diode) resulted in 12-month hair reductions in the 90% range.
NCBI

この英文は脱毛ミーアではよく出てくる研究結果であるが、着目すべきは”even in type Ⅳ ptients”、”resulted in 12-month hair reductions in the 90% range.”という点である。

一般的にレーザー脱毛でもフラッシュ脱毛でも肌の色が暗い場合は脱毛効果が薄いと考えられている。肌のメラニン色素が強く可視光線やレーザーがうまく毛乳頭細胞にダメージを与えられないためだ。

type Ⅳとは、欧米における肌の色の濃さを表す指標であるが、それぞれのタイプは以下の通り。

引用元:American Laser MED SPA

おそらく多くの日本人は、肌タイプは2〜4に近いだろう。上記実験では、レーザー脱毛によって肌タイプ4でも90%近い減毛量を達成したとあるのだから、通常の場合は5回もあれば大方のムダ毛を恒久的に減毛をすることができる。(遠回しな言い方だが、FDAの表現に倣って記載している)

日本でも、リゼクリニックが公式HPで公開している長期的な減毛プランの図でも5回でほとんどの毛が無くなることが示唆されている。

引用元:リゼクリニック 5回コースの理由

医療脱毛でもほとんど金額は変わらない

ここまで読んでいただいた物好きな諸姉は「でも医療脱毛高いんだよね〜」と思われるかもしれないが、実は脱毛サロンと医療脱毛の金額はほとんど変わらない。

例えば本項でテーマとなったストラッシュは全身脱毛18回で287,280円という金額だ。

一方で医療脱毛の場合はレジーナクリニックという人気のクリニックなら、全身脱毛+VIO脱毛は5回でで273,000円、ストラッシュと同じく顔脱毛を含めれば357,000円になるが、思っていたよりも差がないと思われたのではないでしょうか?

他にも医療脱毛は安いクリニックがたくさんあるので、詳しくは以下の記事をチェックしていただきたい。

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