脱毛ラボがSHR脱毛を導入決定!脱毛効果は高くなるの?


先日、8月8日に脱毛ラボが蓄熱式脱毛機SHR脱毛の導入をスタートしたという発表がありました。

これまで導入されていたSSC脱毛と合わせてSHR脱毛も導入するようですが、このSHR脱毛とはどのようなものなのでしょうか?また、SSC脱毛と組み合わせることで効果は高まるのでしょうか?

今回は、脱毛ラボがSHR脱毛を導入することでどのように変わるのかということを解説していきたいと思います。

そもそもSHR脱毛ってなに?

SHR脱毛は、別名蓄熱式脱毛と呼ばれる最新の脱毛方式です。その最大の特徴は、これまでの脱毛サロンでは難しかった日焼け肌や産毛の脱毛が得意な点。

その秘密はバルジ領域と呼ばれる毛の元となる幹細胞を生成する役割を持った部分を損傷させるという方法にあります。

SHR脱毛はこれまでの脱毛とは一線を画す

これまで脱毛サロンでは、IPL脱毛というものが主流でした。

このIPL脱毛は、毛根の更に奥にある毛乳頭細胞を損傷させることで脱毛効果を得るという脱毛方式です。

毛乳頭細胞は、毛に栄養を与えて成長させる役割がありますから、この機能が停止すれば毛は成長しなくなり、毛が肌の表面に出てくることはなくなります。

しかしこの毛乳頭細胞は、表皮から深い位置に存在するものであるため、IPL(インテンス・パルス・ライト)はかなり出力を上げなければ届かないのです。

つまり強い出力の光を当てなければなりません。光の出力が上がると当然肌を傷つけることになり、火傷のリスクも高まります。

また、IPLは毛に効率的にダメージを与えるためにメラニン色素に反応するという特徴を持っています。

表皮の上から広い範囲に照射を行うため、なんとかして毛を狙い撃ちするためにメラニンに反応させる必要があるためです。

このメラニンへの反応という点で、日焼け肌や生まれつき褐色肌、あるいは色素沈着が強い肌――要はメラニン色素が強い肌に対してはほとんど効果を発揮しないのです。

なぜなら、毛だけでなく肌の持つメラニンにも反応してしまい、パワーが分散してしまうからです。

IPLのパワーが毛だけでなく、肌の持つメラニンにまで集まってしまい、効果が半減され、さらに強いパワーを持った光が肌を火傷させる恐れがあるため、IPL脱毛では日焼けをしている間の施術はNGとされていました。

しかしSHR脱毛は、毛乳頭細胞よりも浅い位置にあるバルジ領域をターゲットにしています。

表皮から浅い位置にターゲットがあるということは、脱毛に使用する光は弱くて良いということになります。つまりメラニン色素が強い肌でも火傷の恐れが少ないということになります。

ただ、メラニン色素に反応させるという毛をターゲッティングする仕組みそのものは変わっていませんので、メラニン色素が強い肌に対しては通常よりも施術に回数が必要になることは考えられます。

どうやってバルジ領域を損傷させるの?

SHR脱毛機のメーカーであるエストプロ社によれば、SHR脱毛は以下のように脱毛を行います。

『蓄熱式SHR脱毛』は、2016年にできたばかりの脱毛法で、通常の100Vの2倍の電力である200Vの出力光を2~3回往復させながら当てて、蓄熱させていくことで、毛根を包んでいる毛包に直接ダメージを与える脱毛法で、従来の脱毛機では反応しづらかった「うぶ毛」「金髪」「白髪」にもしっかり反応するとされる脱毛法です。
引用:@Press

これをもう少し具体的に表現すると、40℃〜80℃くらいの温度の光を20℃間隔で順番に照射することで肌の中に熱を蓄えて、その蓄えられた熱エネルギーで毛の組織全体を損傷させるということになります。

引用:Alma Lasers

諸姉は「最初から80℃の熱で破壊すれば良いんじゃない?」などと思われるかもしれないが、そんなことをしては火傷をしてしまう。SHR脱毛は、限りなく弱い熱で脱毛するように設計されているのです。

SHR脱毛によって得られるメリット

さて、上記でもちらっと解説しましたが、具体的にSHR脱毛では私達はどのようなメリットがあるのでしょうか?ひとつずつ整理していきましょう。

日焼け肌でも脱毛できる

まず、SHR脱毛は肌の色が暗くても脱毛することができるようになりました。これは最も大きな功績です。

スペインのフェルナンド医師は、SHR脱毛について以下のように述べています。

he use of low fluences and relatively short pulses with high repetition frequency, together with a skin surface air cooling, result in a well-tolerated treatment by patients, particularly those with dark phototypes.
引用:Alma Lasers

少し意訳していますが、「低いフルエンスおよび比較的短いパルスを用いて、同時に皮膚表面の空冷することで、特に肌の色が暗いの患者が脱毛の時に感じる痛みを軽減することができる。」ということを言っています。

これまで脱毛サロンや医療脱毛クリニックで施術を断られていたような方でもSHR脱毛なら施術が許可される可能性もあります。よほど真っ黒でない限り許可されるはずです。

痛みが少ない

脱毛ミーアとしては、痛みが少ないという言い方は語弊があるため好まないのだが、事実カリフォルニア大学のクリストファー教授は、以下のように述べています。

Treatment with SHR is considerably less painful than with the Lightsheer.
引用:Alma Lasers

ライトシェア(Lightsheer)とは、Lumenis(ルミナス)社の脱毛機ですね。世界で最もシェアを持っているレーザー脱毛機です。

クリストファー教授によれば、「SHR脱毛はライトシェアより痛くない」らしいですが、諸姉らはこう思うだろう「いや、ライトシェアの痛みがわからないんですけど」――と。その通りである。

こういった非常に曖昧表現は脱毛ミーアは好まないが、「SHR脱毛は痛みが少ない(痛くないとは言っていない)」ということなのである。

よく医療のSHR脱毛では、「マグカップをゴリゴリ当てられている感じ」という表現がされます。

脱毛ラボのSHR脱毛は医療のSHRとは異なるため、そんなあからさまに熱いわけではないですが、熱いもんは熱いです。ミーアも体験したことがありますが、「熱っ!!」って思いました。

こればかりは個人差もあるのでうまく表現できない。すいません、許してください。なんでもしますから(何でもするとは言っていない)

産毛の脱毛が容易になった

SHR脱毛は産毛の脱毛ができます!完璧に!という解説サイトがあるが、これに対しても脱毛ミーアは懐疑的です。

諸姉は「脱毛ミーアはいつも懐疑的だな!」とおっしゃられるかもしれないが、脱毛サロンはかなりグレーな売り文句が多いのです。そりゃあ疑いたくなる。

本題に戻るが、脱毛ラボに導入されることが決定した脱毛機はルミクスツインというSHR脱毛機です。このルミクスツインについて、メーカーは以下のように記載しています。

毛質・毛色・肌色を問わないので、他サロンで施術不可能な産毛や金髪の毛、日焼け肌や色黒肌もルミクスなら可能。ほくろや乳輪周りの脱毛も可能です。
引用:エストプロ

しかしSHR脱毛もメラニン色素に反応させないわけではないのです。なぜなら毛包をターゲッティングする方法は今の技術ではないためです。

参考までに海外のサイトからSHR脱毛の仕組みを図式化したものを引用させていただきます。

このように黒い色(メラニン色素)に反応させて、毛をターゲッティングしていることがおわかりいただけるだろうか。さらにSHR脱毛を導入しているリゼクリニックも以下のような見解を示している。

現在使用されているバルジ領域を狙った脱毛機も、黒いメラニン色素に反応し、熱を加えるという仕組みは変わっていません。そのため、残念ながら毛周期に関係なくバルジ領域を破壊することは、今のところ不可能なのです。
引用:Kenasiii

このリゼクリニックが運営するサイトの記事は2015年のものですが、2018年となった現在もこれは変わっていません。

確かにIPL脱毛に比べれば産毛の脱毛は得意かもしれませんが、完璧に産毛を脱毛できるものではないです。

なので、「他の脱毛サロンに比べて」という枕詞をつける必要があるということです。

SSC脱毛とSHR脱毛を組み合わせて高い効果を発揮することはできるのか?

さて、これまで脱毛ラボではSSC脱毛という方式が採用されてきました。それが今回SHR脱毛とSSC脱毛の2種類になりましたね。

なんとなく、「この2種類を組み合わせることで高い脱毛効果を発揮します!」と言いたいところですが、もし今後そのようなサイトが出てきても信じてはいけません。

この2種類の脱毛方式はアプローチが全くことなるため組み合わせても相乗効果は生まれません。

例えば、皆さんはお米を炊く時に途中まで炊飯器で炊いてから土鍋に移し替えて炊くなんて面倒なことをするだろうか。

SSC脱毛をしながらSHR脱毛をするということは、まさにこの移し替え作業と同じように無駄なことです。

SSC脱毛は、フィニリーブという成分によって毛の成長を抑える脱毛方式であり、SHR脱毛は幹細胞の生成を抑える脱毛方式です。全くアプローチが異なるため、なんの効果もありません。

その他注意しておきたいこと

さて、以下ではSHR脱毛において多くの人が誤解しそうなことをまとめていきたいと思う。最初にまとめて紹介してしまうと、以下の通りです。

  • 永久脱毛はできない
  • SHR脱毛は効果が現れるのが遅い
  • 美肌効果はない

それぞれ解説していきたいと思います。

永久脱毛はできない

先程から脱毛ミーアは言葉を選んでいることにお気づきの方もいらっしゃるかもしれない。

「バルジ領域を破壊する」ではなく「バルジ領域を損傷させる」という表現をしてきました。これは、脱毛サロンでは細胞の破壊行為が禁止されているためです。

通常の脱毛機は、100Vの電力しかないので毛包を蓄熱できないところ、脱毛ラボの『SHR脱毛機』は、2倍の200Vの電力で行いますので、毛包を蓄熱が可能です。
引用:@Press

脱毛ラボの運営元であるセドナエンタープライズのプレスリリース(記者向けの発表資料)では、上記のようなことが書いているためなんだか威力も効果が高そうな気がしてしまいますが、永久脱毛はできません。

あくまで一時的にバルジ領域を怪我させて機能を封じ込めるものなので、怪我が治れば毛はまた復活してきます。

この永久脱毛の仕組みについては、以下の記事を参考にしてみてください。

永久脱毛の仕組み

SHR脱毛は即効性がない

SHR脱毛をいち早く導入しているストラッシュでは、「抜けない」という口コミが多いです。

この口コミの原因については、過去に「ストラッシュって本当に効果ある?悪い口コミの真偽を徹底検証」でも解説している通り、SHR脱毛の効果があらわれ初めるのが他の脱毛方式に比べて遅いことが原因であると分析しました。

通常IPL脱毛は毛乳頭細胞をターゲットとする脱毛であるため、すぐに毛の成長が遅れるのを実感できます。

しかしSHR脱毛の場合は毛の元になる幹細胞の生成を抑えるものであるため、既に生成されてしまった毛に関しては効果を発揮しないのです。

よくギャグアニメで悪の親玉が「げへへへ、人間を絶滅させるために男をゲイにしてやるぜ!!まいったか!」などと、回りくどいやり方で人類を根絶やしにしようと企んでいますが、SHR脱毛も同じような回りくどいやり方だと思ってください。

本当に全世界の男性がゲイになればいずれ人類は滅びますが、すぐに人類が滅びないのと同じく、バルジ領域が生成されなくなってもすぐにムダ毛がなくなるわけではありません。

だいたい6ヶ月前後してから効果が現れてくるので、根気強く通うことが大切です。

美肌効果はない

脱毛情報サイトでは、「SHR脱毛には美肌効果がある。」なんて言ってしまっているサイトがありますが、何を根拠に言っているのか分かりません。

地球温暖化とオゾン層しかり、タバコと肺がんしかり、確固たるデータがないものなので、美肌効果については期待しないほうが良いでしょう。

まとめ

脱毛ラボでSHR脱毛が導入されることが発表されてまだ日が浅いため、これから順次各店舗で導入されていくことと思われますが、既に脱毛ラボに通っている人にとってはあまりメリットがないものですね。

ただ、脱毛ラボは脱毛料金が安いので、この安い料金でSHR脱毛の施術が受けられるのであれば、これから通い始める人にとってはメリットがあるかもしれません。

本頁で解説したメリットや注意事項をしっかりと理解した上で、SHR脱毛に魅力を感じるなら以下のサイトから無料カウンセリングを申し込んでみましょう。

脱毛ラボの公式サイト

私はやっぱり医療脱毛をおすすめするけどね!

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